Living in the park

YKK不動産社のパッシブタウンでは、住宅建築における革新的なアプローチが実証されており、これまでに4つのプロジェクトが実現されてきました。 第5期プロジェクトでは、ヨーロッパにおける大型現代木造建築からの知見を、どのように日本に適応させることができるのかが示されています。

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YKK不動産のパッシブタウンでは、住宅建築における革新的なアプローチが実証されており、これまでに4つのプロジェクトが実現されてきました。第5街区プロジェクトでは、ヨーロッパにおける大型現代木造建築からの知見を、どのように日本に適応させることができるのかが示されています。

日本の中層木造建築への厳しい耐火基準にも関わらず、この6階建てと7階建ての3棟の集合住宅の外観では、木材が圧倒的な存在となっています。日本は森林が豊な国のひとつであり、国産材の建材利用を強化していきたいと考えています。そのため、この大型住宅建築では地場材利用に力が入れられ、木材の87%に県産材が使われています。外装材にも住宅内のスラブにも地場材が様々な形で使用されています。また木造ハイブリッド構法により、建設時のCO2排出量を33%削減する事ができました。2棟の建物は、ほぼパッシブハウス基準で実現されています。1棟については「パワー・トゥ・ガス」設備が設置されており、再生可能エネルギーのみによる供給が可能になっています。ここで採用された木造プレファブ構法からの良好な経験を経て、木造会社の中東では同構法のさらなる発展に投資していく予定です。担当ゼネコンの竹中工務店は、日本の木造プレファブ構法による建築においてリーダーシップを担っていきたいと考えています。そして大手の窓・ファサードメーカーであるYKKは、日本市場向けの木製窓を自社のポートフォリオに加えました。

  • Location
  • 黒部市 / JP
  • Completion
  • 2025
  • Client
  • YKK Real Estate
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